ENCOMIENDA DE CERVERA
スペイン、歴史あるワイン農家
1758年に開墾した、大変歴史のあるワイン農家。スペインの中央部ラ・マンチャ地区のアルマグロに位置し、標高700m~800mの火山の急斜面に畑を構える。
火山灰土壌と表土にごろごろしている豊富な石灰岩がワインに力強さとミネラルを与え、冷涼な気候がしっかりとした酸と気品を与える。ラ・マンチャというワインの一大生産地域にありながらも、その独特のテロワールは地域でも珍しく、濃い・果実味・ジューシーと言ったステレオタイプのスペインワインとは、また一線を画したワインを造り出している。

パーカーポイント91点を獲得
カベルネ・ソーヴィニョンやシラー、テンプラニーリョなどからつくられるワインは、力強さ・フルーティーさがありながらも、艶のあるミネラルと上品な酸がしっかりとワイン全体を引き締める。
代表作のポーカー・デ・テンプラニーリョは、スペイン各地の優秀なテンプラニーリョのクローン4種をアルマグロの畑に移植して栽培し、世界中にも類を見ない独自のつくり、味わいを体現している。パーカーポイントでも91点という高得点を獲得し、今、注目を集め始めるワイナリーです。

ワイン以外の農作物
エンコミエンダ・デ・セルヴェラでは、ワイン用のぶどう以外にも、オリーブオイル作り、牛や羊などの畜産も古くから行っている。
ワイン造り以外から学ぶ農家としての経験は、彼らのワインをより一層面白いものにしてくれる事だろう。
