DE LA GRANGE
地中海沿岸、仏パルメ村の誇り
1986年に設立。地中海沿岸のラングドック地区で一番古いAOC(格付け)である”フィトー地区”の中で海に近い”ラ・パルメ村”に位置するドメーヌ。
潮風が吹き年間降雨量の少ない地中海性気候が、病気の少ない安定したぶどう造りを可能にしている。土壌は砂利混じりの粘土石灰質で、平均樹齢25年、4品種のぶどう樹が調和の取れた味わいを育む。

正式有機栽培の、綺麗なぶどう
畑の現在を担うのは、オルヴァ兄弟だ。兄の”シェリー”が畑作業と醸造を行い、弟の”アンドレ”が畑作業と販売作業を行っている。余計な事は考えず、余計な手は加えず、自然と土壌に誠実なワイン造りを心掛けている。
エコセール認可の有機栽培への移行を行い、2012年ヴィンテージより正式有機栽培となる。生産者の野心のない醸造が、綺麗なぶどうを引き立てているかのようだと専門家は語っている。

バランスの取れたワイン
“ラ・グランジェ”では有機栽培に移行した途端に、品質が向上した。日本人に馴染みの深いしっとり感と薄い潮風の味が相まって、フルーティーで調和の取れたワインへと変貌を遂げた。
中でも”FITOU VIA DOMITUS”はアシェットガイド09で、”ク・ド・クール”(ラベル付きの最高評価)を受賞し、成長を続けている。
