ワインを使ったおしゃれで美味しいカクテル。

定番の美味しい人気のワインカクテルから、ちょっと珍しいものまでご紹介致します。
私たちワインの専門家からしたら、ワインを使ったカクテルなんてワインに対する冒とくだ!なんていうと思ったらそれは間違いです。

ワインを使ったカクテルはワイン初心者や、ワインが苦手な方がワインを楽しむきっかけになったり、ワインを注いだだけでは表現できないおしゃれ・優雅な見た目や味わいを演出できます。またノンアルコールのドリンクを混ぜる事によってアルコール量の調節が可能となるため、お酒に弱い方もワインを楽しむ事が出来るというメリットがあります。

中でも自然派のワインは他のリキュールやドリンクとの相性がとても良く、カクテルにするととても馴染みやすいです。
パーティーやイベントでのちょっとお洒落な演出や、余ってしまったワインの活用など。幅広く楽しむことが出来ますね!

赤・白ワインがベースのカクテル

 

ワイン・クーラー(Wine Cooler)

ワインクーラーはワインを用いた最も有名なカクテルの一つで、世界中のレストランやバーで幅広く提供されています。
柑橘系のオレンジジュースとワインのブドウをミックスしてとても飲みやすく、色合いも豊かで女性にも大人気です。

赤ワイン、白ワイン、ロゼワインのどれとも相性が良く、それぞれの組み合わせによって幅広い楽しみ方が可能です。

<ワイン・クーラーのレシピ>
・ワイン(基本は白、赤、ロゼ) 約90ml
・オレンジジュース 30ml
・グレナデンシロップ 9~15ml
・オレンジキュラソー 9~15ml

赤ワインがベースのカクテル

カリモーチョ(Kalimotxo)

カリモーチョは、その材料がとてもお手軽な事から家庭でも楽々作れてしまう、お手軽ワインカクテルです。

メキシコで生まれた古来より伝わるカクテルの一つで、スペインバルなどでは定番メニューの一つとなっています。バーテンダーやカクテル通の間では「安いワインを使った安いカクテル」というイメージが定着しているカリモーチョですが、自然派の赤ワインとの相性は特に抜群。

ワインも、コーラもこだわって、あなたに合った最高のカリモーチョを作ってみて下さい!

<カリモーチョのレシピ>
・赤ワイン1/2
・コーラ1/2
・レモンスライスまたはレモンシロップ 少量

キティ(Kitty)

キティは見た目も名前も可愛いカクテルで、女性に大人気です!
英語圏の赤ちゃんが使う赤ちゃん言葉で、キティ(Kitty)には「子猫」という意味合いがあります。

子猫でも飲めてしまうような可愛いカクテル、という例えにそって名前が付けられており、その名の通りアルコール度数もやや低く、お酒が苦手な人にとっても大変飲みやすいワインカクテルの一つであると言えます。

キティを美味しく作るコツは、自然派の軽めで飲みやすいタイプの赤ワインを利用する事です。
甘口のジンジャーエールを使って甘口のキールに仕上げるか、辛口のジンジャーエールを使って辛口のキールに仕上げるか。様々なワインとジンジャーエールの組み合わせを試して、あなたに合ったキティを作ってみて下さい!

<キティのレシピ>
・赤ワイン 90ml
・ジンジャーエール 90ml
(赤ワイン対ジンジャーエール=1:1)
(カットレモンまたはレモンシロップ お好み)
(クラッシュアイス お好み)

ワイン・コブラー(Wine Cobbler)

ワインコブラーは、赤ワインを飲むのが苦手な方にとって赤ワインを楽しむきっかけになるかもしれません。

ワイン愛好家にとっては邪道の一つとなってしまうかもしれませんが、「赤ワインには氷を入れると飲みやすい。」と考える日本人は決して少なくありません。そのように感じる方にとってワイン・コブラーは最高のワインカクテルの一つとなるでしょう。

清涼感と、シュガーシロップでやや甘みを足すことによってとてもすっきりとして味わいで飲みやすいです。
氷を入れると味が薄まってしまうので、やや重めの赤ワインを利用すると良いと言われています。

<ワインコブラーのレシピ>
・赤ワイン 80ml
・キュラソー 3~5ml
・シュガーシロップ 3~5ml
・レモンスライス お好み

マイラ(Myra)

マイラは赤ワインのベースにウォッカとスイートベルモットを加えたカクテルで、すっきりとしてややドライな味わいです。

アルコール度数も高く、初心者が楽しむワインカクテルというよりはやや大人な味わいを求める方向きです。
バーにおいてはカクテルグラスでの提供が一般的であるため、見た目も味わいも大人な雰囲気を楽しみたい方にはピッタリのドリンクと言えるでしょう。

<マイラのレシピ>
・赤ワイン:ウォッカ:スイートベルモット=2:1:1

カーディナル(Cardinal)

カーディナルは、赤ワインにカシスリキュールを加えたワインカクテルで、赤ワインを用いたカクテルにおいては最もメジャーなカクテルの一つであると言えます。

白ワインとカシスリキュールを用いて作られる「キール」と対になるため、「キール・カーディナル」と表記される場合もあります。

カーディナルはボジョレーのワイン生産者がカトリック教の枢機卿(すうききょう)をイメージして作ったカクテルであると言われている為、ボジョレーの赤ワインを用いて作るのが正式と言われる事がありますが、ボジョレー以外の赤ワインを用いても全く問題はありません。

<カーディナルのレシピ>
・赤ワイン 60ml
・カシス 10ml
*カーディナルは飲む人の好みによって、それぞれの割合を変えるべきカクテルと言われています。
上記のレシピはあくまで参考なので、自分好みのカーディナルとなるよう、赤ワインとカシスそれぞれの割合を変えてみて下さい。

アメリカンレモネード(American Lemonade)

アメリカンレモネードは、上下の二層に分かれる事からとても素敵な見栄えのワインカクテルです。
アルコール度数も高くなく、すっきりと口当たりがよく飲みやすいので、お酒の苦手な方や女性に特におすすめのドリンクであるといえます。

<アメリカンレモネードのレシピ>
・赤ワイン 30ml
・レモンジュース 40~50ml
・砂糖またはシロップ 少々
・ミネラルウォーター 少々
(レモネードを作っておき、その上からワインを二層に色が分かれるようにフロート(乗せる、ビルドというカクテル技法)させて作る。)

イレブンバイオレット(Eleven Violet)

イレブンバイオレットは、カルピスと赤ワインを混ぜて作る、カルピス株式会社が提唱する近代のワインカクテルの一つです。

カルピスの白色に赤ワインの赤色が加わって、可愛い色合いとなりジュース感覚で初心者でも楽しめるドリンクです。

カルピスの味わいは特徴的で複雑なので、バランスの良い赤ワインを見つける事がとても重要になります。

<イレブンバイオレットのレシピ>
・カルピス(原液):ミネラルウォーター=1:4
・赤ワイン 10~20ml(少々)

ローザロッサ(Rosa Rossa)

ローザロッサは赤ワインをベースに、ジンジャーエールとアマレットというアーモンドやバニラのような香りを持ち合わせたリキュールを用いられて作られるワインカクテルです。

ローザロッサはイタリア語で「赤い薔薇」という意味合いがあり、とてもお洒落なネーミングが人気となっているものの、世界的には知名度のやや低いワインカクテルの一つです。

発祥がイタリアである事から、イタリアの赤ワインを利用するのがカクテル通ですね。

<ローザロッサのレシピ>
・赤ワイン 60ml
・アマレット 60ml
・ジンジャーエール 60ml
(カットレモン お好みで)

レストレーション(Restration)

レストレーションは赤ワインにブランデーを入れて作られるワインカクテルで、さっぱりとした味わいで食前・食中・食後の幅広いシーンで楽しむ事が出来ます。

「王政復古・回復」の意味合いがレストレーションの名前に込められており、芳醇な味わいもあってややリッチなカクテルのイメージが強くなっています。アルコール度数はそこまで低くないのでお酒の弱い方がいきなり挑戦するようなカクテルとは言えませんが、とても飲みやすい味わいで見た目も鮮やかで、綺麗に仕上がります。

<レストレーションのレシピ>
・赤ワイン 60ml
・ブランデー 15ml
・ストロベリーリキュール 15ml
・レモンジュース 少々
・ソーダ 少々

 

白ワインがベースのカクテル

キール(Kir)

キールは、白ワインにカシスリキュールを入れて楽しむカクテルで、ブルゴーニュ地方の市長が開発したと言われている事から、ワイン愛好家にとって語るに足るカクテルの一つと言われています。

本来は「ブルゴーニュ・アリゴテ」を利用するのが正式で伝統的な楽しみ方と言われていますが、他の白ワインを利用しても全く問題はありません。

ぶどうによく似たカシス(クロスグリ)を入れるカクテルはお互いの相性も良く、味を引き立てあいます。

<キールのレシピ>
・白ワイン対カシス=4対1の割合。
お好みで割合を少し変えてみるのがお勧めです!

オペレーター(Operator)

オペレーターは白ワインをベースにジンジャーエールを加えたワインカクテルで、「ミモザ」の白ワインバージョンです。

すっきりとした味わいでのど越しが良く、カクテルバーで楽しむだけでなく食中酒としてレストランなどで食事と共に楽しむ事も出来ます。

お好みでレモンを少し加えてやや酸味を加えたアレンジをすれば、すっきり爽快なワインカクテルとして楽しむ事が出来るでしょう。蒸し暑い夏のお供に最適です!

<オペレーターのレシピ>
・白ワイン 90ml
・ジンジャーエール 90ml
(赤ワイン対ジンジャーエール=1:1)
(カットレモンまたはレモンシロップ お好み)
(クラッシュアイス お好み)

シンフォニー(Symphony)

シンフォニーはピーチリキュールを利用して、白ワインをややフルーティーなに仕上げたワインカクテルです。見た目も大変綺麗で、すっきりとした味わいになっており大変飲みやすいカクテルです。

ピーチリキュールを利用するため、シンフォニーは必然的に甘めの味わいとなりますので、甘すぎるのが苦手な方は白ワインにやや辛口の物を利用すると適度な甘みが引き出されます。

<シンフォニーのレシピ>
・白ワイン 80ml
・ピーチリキュール 10~15ml
・グレナデンシロップ 少々(1~5ml程度)
・シュガーシロップ 少々(1~5ml程度,お好みで)

スプリッツァー(Spritzer)

白ワインをベースに、炭酸水を加えるカクテル。
「スプリッツァー」はドイツ語で「弾ける」の意味を持ち、1980年代のアメリカでダイエットドリンクとして爆発的な流行を生み出しました。

炭酸を加えて割るだけの簡単なレシピなので、「白ワインハイボール」と呼ばれたりもします。

辛口の白ワインが最もスプリッツァーに合うと言われており、しゅわっと爽快で飲みやすいワインカクテルです。

<スプリッツァーのレシピ>
・白ワイン 90~100ml
・ソーダ 60~90ml
・(スライスライム,ライムシロップ お好み)

ビア・スプリッツァー(Beer Sprizer)

スプリッツァーをビールで作る、夏に最適なさっぱり爽快なワインカクテルです。

ビールと白ワインがあれば作れてしまうとても簡単なレシピで、家飲みカクテルには最適です。

<ビア・スプリッツァーのレシピ>
・白ワイン:ビール=1:1
(お好みで、レモンスライスまたはレモンシロップ少々。)

 

ピーチレディ(Peachlady)

ピーチレディは大変飲みやすく、イチゴミルクのようなデザート感覚で楽しめてしまう、ワインやカクテルの初心者にピッタリのドリンクです。

日本のメルシャン・カクテルコンテストで優勝した帝国ホテルのスタッフが草案したワインカクテルであり、日本人の口にとても合うカクテルである事の裏付けにもなっているといえるでしょう。

<ピーチレディのレシピ>
・白ワイン 90ml
・ピーチリキュール 30ml
・ストロベリーシロップ 30ml
・ミルク 30ml
(お好みで、パイナップルなどのフルーツを添える程度に)

 

ロゼワインがベースのカクテル

ターキッシュ・ハーレムクーラー(Turkish Haremcooler)

ターキッシュハーレム・クーラーはロゼワインがベースの、夏にぴったりな爽やかなワインカクテルです。

ロゼワインにトニックウォーターを加えることにより、爽快なのど越しを得る事ができ、大変すっきりとして飲みやすいドリンクです。

お好みでレモンを加えてフルーティーさも追加する事ができ、とても相性が良いです!

<ターキッシュ・ハーレムクーラーのレシピ>

・ロゼワイン 90ml
・トニックウォーター 50~90ml
・お好みで、カットレモンまたはレモンシロップ。
(クラッシュアイスが好ましい。)

アフロディテ(Aphrodite)

愛と美の女神である神話の「アフロディテ」をテーマに作られたワインカクテルです。

ロゼワインをベースにフルーツリキュールが加わり、色合いも豊かでまろやかな味わい。

とても華やかなイメージで写真映えも良く、女性やワイン初心者にイチ押しのカクテルドリンクです。

<アフロディテのレシピ>
・ロゼワイン 30ml
・ホワイトキュラソー 5~10ml
・クレームドフランボワーズ 5~10ml
・ライムシロップまたはライムジュース 少々

スパークリングワインがベースのカクテル

キール・ロワイヤル(Kir Royale)

白ワインにカシスリキュールを合わせた「キール」の白ワインをスパークリングワインに変えた物が、キール・ロワイヤルです。

カシスの爽やか・まろやかな甘みをスパークリングワインの爽快さが引き立て、味や香りを残しつつもカジュアルで飲みやすいワインカクテルへと変貌を遂げます。

バーなどでは定番のカクテルメニューの一つで、世界中で親しまれています。

<キール・ロワイヤルのレシピ>
・スパークリングワイン 60ml
・カシスリキュール 10ml

キール・インペリアル(Kir Imperial)

キール・ロワイヤルのカシスリキュールを、キイチゴやラズべリーを思わせるリキュールである「クレームドフランポワーズ」に差し替えた物が、キール・インペリアルです。

インペリアルには「皇帝」という意味があり、上品な雰囲気を醸し出します。ややドライで甘酸っぱい味わいから、恋などに比喩されることもあります。スパークリングは、「シャンパーニュ」に限定する必要はありません。

<キール・インペリアルのレシピ>
・スパークリングワイン 60ml
・クレームドフランポワーズ 10ml

ミモザ(Mimoza)

ミモザは、この世で最も美味しくて美しいオレンジジュースと比喩される事もあるスパークリングワイン×オレンジジュースのカクテル。

ミモザはカクテルに「真心」という意味合いが込められており、様々なシーンでメッセージ性の強いカクテルとして利用されてきました。

大変すっきりとしていて飲みやすく、ワイン初心者・カクテル初心者におすすめのワインカクテルです。

<ミモザのレシピ>
・スパークリングワイン:オレンジジュース=1:1

 

ワインを使ったカクテルは、ワイン愛好家にとって邪道となってしまう事もあるかもしれません。

しかしとっても美味しいワインだからこそ、カクテルにすることによりさらに素敵な味わいをもたらす事があります。

特に酸化防止剤を抑えた自然派のワインは、カクテルにする事によりとてつもない旨味の相乗効果を生み出します。
レストラン関係者の皆様、バーテンダーの皆様、是非お試しくださいませ!

 

アモレア株式会社/AMOREA INC.