鰻×ワイン/UNAGI × WINE

『土用の丑の日』といえば鰻が思い浮かぶように、夏の風物として鰻はかなり浸透しているように思います。その鰻をなぜこの季節にご紹介するかというと、ご存知の方もおられると思いますが、鰻の旬、実は秋から冬にかけてなのです。冬を越すのに備え、脂肪や栄養をたっぷり蓄える秋口からが本当に美味しい季節なのです。

現在、日本の市場に流通している鰻のほとんどは養殖ですが、それも海で獲った天然の稚魚を養殖しているのです。鰻の完全養殖に成功したというニュースもありましたが、まだ課題もあり多くをまかなうのは少し先の話になるでしょう。

稚魚の不漁とそれに伴う鰻の高騰を考えると、鰻は秋に食べるのが最も良いといえるのかもしれませんね。

 

鰻に合わせるワイン

鰻は魚の一種でありながら動物性タンパク質が豊富で香りが強い食材です。

そこで合わせるワインも香りが豊かなものがよいでしょう。しかし、酸味や渋みが強すぎるものは、鰻の味わいを損ねるので避けたほうが良いでしょう。鰻の料理として定番の、蒲焼、白焼きのそれぞれに合うワインをご紹介いたします。

鰻の蒲焼

香りもよく甘みのある味わいに香ばしさも加わる蒲焼には、香り豊かでタンニンの優しいワインが合います。さらに香ばしい炭火の香りには、樽を使って熟成させたものが良いでしょう。山椒をたっぷりかけるのならば、ワインにもスパイシーな香りのあるものが良いでしょう。

鰻の蒲焼に合わせるワイン

サンタ・マッダレーナ・クライスイシュー (SANTA MAGDALENER KLASSISCH DOC SUDTIROL)
生産者:ウンテルモーゼルホフ/UNTERMOSERHOF
品種:スキアーヴァ100%(赤ワイン)

ステンレスタンクとオーク樽を50%ずつ使い発酵。大樽で熟成。
スキアーヴァ種を使ったクラシックな造り。
柔らかな果実香にスパイスのニュアンスも。滑らかな酸とタンニンで余韻に樽熟成を感じられる。何にでも合わせやすい柔らかく優しい味わい。

 

ブラウブルグンダー・ピジェーノ(BLAUBURGUNDER PIGENO)
生産者:テヌータ・ストロブルホフ/TENUTA STROBLHOF
品種:ピノ・ネロ100%(赤ワイン)
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ピノ・ネロらしい綺麗な酸味と赤い果実の風味が広がり、繊細なニュアンスが心地良い。
大樽で発酵、フレンチバリックで12カ月熟成。ピノ・ネロは日本人にとって様々な料理に合わせやすい品種の一つであるといえます。

 

鰻の白焼き

鰻本来の味わいが楽しめる白焼には柑橘系の香りやハーブのニュアンスのある白ワインが良いでしょう。

 

鰻の白焼きに合わせるワイン

レ・セーロレ・ビアンコ(LE SEROLE IGT)
生産者:テッレ・デル・プリンチペ/TERRE DEL PRINCIPE
品種:パッラグレッロ・ビアンコ100%(白ワイン)
ガンベロ・ロッソ・・・2ビッキエーリ(2010)、ヴェロネッリ・・・3つ星(2009)

南イタリアの幻の品種パラグレッロ・ビアンコから造られる豊かで複雑なアロマとリッチで優しくスパイスを感じる。
ふくよかな果実味と樽熟成によるナッティな香りに野性味ある味わいには、わさび醤油が合います。

 

 

ポデーレ・サッサイエ (PODERE SASSAIE IGT TOSCANA)
生産者:ペトレート/PETRETO
品種:ソーヴィニョンブラン60%、セミヨン35%、シュナン・ブラン5%(白ワイン)

ステンレスタンクで発酵、熟成。ソーヴィニヨン主体に造られる柑橘系のフレッシュな香り、酸味が穏やかでミネラル分とのバランスが良い。後味にハーブのニュアンスがある。たっぷり山椒をかけて粗塩でいかがでしょうか。

 

日本料理なのにワインが合うの!?と思われている方も多いと思います。
実は和食と自然派ワインは相性抜群。あなただけのとっておきのワイン×料理の組み合わせを探してみて下さいね!

 

アモレア株式会社/AMOREA INC.