日ごとに寒さが増しておりますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

寒さが一段と身にしみるようになると、何か温かいものが食べたくなりますね。
そこで今回は、イタリア・トスカーナ地方で冬に食べられている伝統料理、パンを使ったスープを二種類紹介したいと思います。

 

リボッリータとパッパ・アル・ポモドーロ
RIBOLLITA e PAPPA AL POMODORO

 

必要なのは、パンと野菜だけ。とっても簡単なイタリア料理です!

固くなったパンと残り物の野菜などを煮込むだけの家庭的な料理で、昔は貧乏人のための料理(CUCINA POVERA)と呼ばれていましたが、今ではイタリアを代表する高級なレストランなどでも、アレンジして出されることがある料理へと変貌を遂げました。

イタリア・トスカーナ(TOSCANA)地方では、塩を使わない固く素朴な味わいのトスカーナ・パンからさらに日が経って、乾燥したものを使います。

リボッリータは、白インゲン豆と黒キャベツが基本の材料となります。
トスカーナではキャベツと言えば黒キャベツというほど、黒キャベツの方が一般的で、キャベツの原種に近い品種です。

結球(キャベツの球と球が結合する事)しないキャベツで、色が濃く日本でいうチリメンキャベツのようにシワがあります。
また水分量が少なく旨味が凝縮していて、熱に強く火が入っても煮崩れせず、少しホクホクした食感が残ります。

パッパ・アル・ポモドーロ

パッパ・アル・ポモドーロは、その名の通りトマトを使ったレシピです。
「パッパ」というのは乳幼児の食べる流動食のことを指します。トマト・ソースのパスタやリゾットのように、固くなったパンをしっかり煮込んで柔らかくして食べられます。

「スープ」と書きましたが汁が多いものから少ないものまで、家によって、また料理をする人によってレシピはさまざまですので今回レシピは割愛させていただきますが、ポイントを少しだけ。

パンは、トスカーナ・パンでなくても構いません。
ただ、乾燥したものや食パンならトーストして水分をなくした方が、後で美味しいスープをいっぱい吸ってくれます。

リボッリータ

リボッリータは、黒キャベツがなくてもチリメンキャベツや一般的なキャベツ、その他の葉物などでも代用できます。しかし水分のあまり多くないものの方が良さそうです。他にもいろいろな野菜を入れると良いです。そして白インゲン豆でなくても大豆など他の豆でも良いです。すり潰しながら煮込みましょう。

パッパ・アル・ポモドーロは、バジルを入れるとさらに良いです。また、熱々ではなく温度を下げれば夏向きの料理にもなります。
野菜をたっぷり使って自分好みの料理にアレンジしてください。

 

これらを食べる際は、おいしいワインを忘れずに!
イタリア料理などでイタリアのワインを合わせるのが王道ですが、別の国のワインとのマリアージュを探してみるのも面白いですね。

 

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